PHPエンジンそのものの欠陥なので、サイトをどれだけ丁寧に作っていても関係ありません。公開された攻撃コードと攻撃の試みがすでに報告されています。
細工されたリクエスト1つでサーバー上の任意のコマンドが実行されます。Webシェルの設置、顧客情報の流出、サイトの改ざん、社内ネットワークへの侵入につながります。
2012年以降のほぼすべてのPHP。Gnuboard・Youngcart・WordPress・Rhymix・独自開発のサイトがすべて該当します。
公開された攻撃コードによる攻撃の試みが続いています。アップデートだけでは終わらず、Webサーバー(PHP-FPM・Apache)を再起動して初めて反映されます。
8.5.128.4.278.3.368.2.35
以上 + Webサーバーの再起動
PHP 8.1以下には公式パッチがありません。8.2も2026年末でサポートが終わるため、8.3以上への移行をおすすめします。アップデート後にWebサーバーを再起動しないと、以前のバージョンが動き続けます。
攻撃は相手を選ばず、インターネット全体に対して大量に試みられています(悪用の試み数百万件、報道)。韓国国内だけでも、脆弱なバージョンのPHPが入ったサーバーは約11万台と推定されています(AhnLab調査、パッチ配布前の時点)。政府の緊急案内は情報保護最高責任者(CISO)を届け出た企業などを中心に伝えられており、中小事業者は自分で対応する必要があります。
個人情報の流出を知った場合は72時間以内に顧客へ通知し、ハッキングによる流出であれば個人情報保護委員会またはKISAに届け出なければなりません。
流出の届け出をしないと過料の対象になります。
安全措置を尽くさずに流出した場合、売上高全体の3%以下の課徴金が科されることがあります。
根拠:韓国「個人情報保護法」第34条・第64条の2・第75条、同法施行令第39条・第40条(韓国法制処「生活法令情報」、個人情報保護委員会)
政府は、アップデートを終えたサーバーでも不審なアクセス記録とWebシェルの設置有無を別途点検するよう勧告しています。パッチ前にすでに侵入したハッカーは、パッチでは追い出せません。
出典:KISA ボホナラ(KrCERT) · デジタルタイムス(科学技術情報通信部発表) · The Fact · Help Net Security · Vercel